2021年7月26日月曜日

 


ずっと埼玉に帰っていなかったけれど、

お盆に娘と帰省することにした。


帰る、と決めたらすっきりして、空気が動き始める。



2021年7月12日月曜日

 

アルバイトを終えて帰宅して

休みだった夫がカレーを温めてくれたので遅い昼ごはんを食べる。

少ししてから自転車を漕いで保育園へ娘を迎えにいく。

笑顔で出てきた彼女を自転車に乗せて一緒に帰宅。

 

少し遊んでおっぱいをあげて、晩ご飯を作って寝かしつけして

自分もシャワーを浴びて、洗濯物をベランダにほしていたら

どっと疲れがやってくる。

 

ふー、疲れた〜と思って、空を見ると、小さな星粒があちこちにチラチラしている。

 

このまま眠って休もうかとも思ったけれど

こんなに疲れるのは体力的なところもあるかもしれないけれど

自分のことをしていないからじゃないか、と思い立つ。

 

まずは、お菓子を食べながら少しネットサーフィン。

それから、絵具と色鉛筆を持ってきて

絵を描き始めたら楽しい。














思いつくままに絵筆を紙の上でふる。

どんどん自由になっていって、楽しい。

 

絵、描くの好きだ。

 

描いているとどんどん解けていく。

 

ずっとずっと、自分を自由にしてくれることが

こんなに近くにあって、幸せだなって思った。

2021年7月2日金曜日

 

雨がざっと降りそうな空
 

だけどまだもう少しもちそうな予感

予報では夕方まで曇りとなっていたので

おやすみの金曜日、たまっていた洗濯物をごそっと洗いにかける。

2回まわした洗濯機。

その中に、新しく買った自分用の麻のシャツがある。

それが乾いて、土曜か日曜には着られると思うと笑いがほっぺったにやってくる。

嬉しい。

麻の生成りのシャツで、薄いボタンがついていて、それが金色。

さりげなくて、かわいい。

 

 

洗濯物をごそっとほし終えて、食器も洗って、トイレ掃除して

床をほうきで掃いて、それからモップがけをした。

その全部、私が今日やりたいことで、今体を動かしてそれができたので

すっきりと気持ちがいい。

 

この後は肉じゃが、もしできたらひじき も炊いて

それから絵やお手紙を書きたい。

花屋さんまで、お花を買いに行って、

ずっと空っぽになってるベランダのプランターに生けられたら最高。

さて、どうなるやら。

 

 

夫はずっとピアノが欲しいと言っていて、

この間電子ピアノを買った。

昨日の夜、残業を終えて帰ってきて晩ご飯を食べ終えた夫は

「ピアノ弾こう」と言って自分の部屋に。

ドアの向こうから鍵盤を叩く音だけ少し聞こえてくる。


私は夫が買ってきてくれたパピコを、1つだけにしてもう1つは明日と思ったのをやめにして

冷凍庫にしまったばかりの2つ目を続けて食べて

なんだかいい夜だった。

 

娘が泣いたので布団に戻る。

 

この頃、娘はぬいぐるみをぎゅっと抱いて、ぬいぐるみの体をぽんぽんと軽く叩く。

まるで寝かしつけをしているみたいに。

 

この間は、おっぱいをあげている時

娘が私の頭に手を伸ばして撫で撫で、なでてくれた。

「いいこいいこしてくれるの?」と聞いたらにやっと笑った。


 

3人がそれぞれ、ひとつの家の中で

一緒に、ばらばらに、ひとときを過ごしてる。

 


少し前に隣のお家に住んでいたカップルが引っ越していった。

ベランダで洗濯物をほしていると

いつも洩れ聞こえてきた外国語のラジオが聞こえてこない。

 

耳が探してしまうけれど、もう聞こえない。

 

3年弱、お隣さん。

娘を見ると必ず「かわいいね」と声をかけてくれた。

ふたりで楽しそうに自転車で出かけていく姿をよく見かけた。

お家でお仕事されていた彼。外に働きに行かれていた彼女。

マンションの廊下は電気がついて明るいのに

夕方を過ぎるとお隣の玄関の外灯がぽっと灯っていて

その光を見るたび、とてもあたたかい気持ちになった。

彼女の帰りを待つ、彼の優しい気持ちがそこにあるように感じられて。

 

もう会わないかもしれない。

多分、ほとんど、もう会わないだろう。

 

マンションのエントランスの端っこに今もひとつ、引越屋さんの段ボールが置かれていて

それが雨に濡れて、少しくたっとなっていた。

それもそのうち、引越屋さんが回収するんだと思う。