2023年10月31日火曜日

 

幼稚園見学があったり
七五三があったり
ハロウィン運動会があったり

ー娘は、魔女の宅急便のキキになった。リボンをつけて。
牛乳パックと毛糸でほうきを作り、牛乳石鹸の赤い箱で、ラジオを作って。

三重へ展示会のお手伝いへ行ったり


と10月はなんだか
密度が濃く、忙しく
いろんなことがあった

 

そういえば、大学食堂でのパートもスタートしたのだった

ーこれはとてもよい感じのスタートをきっています。
通勤時に鴨川沿いをずっと自転車で走れること。週に2回、1日4時間。
保育園の送り迎えの間に1時間ほど時間を取れ、家事をしたり
ひと呼吸おくことができる。
パートの皆さんは、少し年上の主婦ばかり。
終わった後にロッカールームでお菓子の交換が始まる。
それも楽しい。
(若い時だったら、もしかしたらしんどかったかもしれない。けど、今は楽しい)


高校時代の友人と8年ぶりに京都駅で再会ってこともあった。


こういう星まわりだったんだろうか、10月。


インタビューのお仕事も、いっこ増えた。


あとはフラワーエッセンスを作っている友人のHPも
少し風が入って動き始めていて

楽しいDMのお話もいただいて。



走ってる。


昨日は1日、時間をとって
部屋に掃除機をかけ、たまった洗濯物をごっそり洗濯して乾かして
七五三の写真をデータでもらっていたものを
我が家と、両家の祖父母の分、フォトブック用に編集して
申し込んだ。


追いついていない部分を
調整するような1日にした。


今日はこれから、インタビュー。


なんだか、風の中です。

いってきます。




2023年10月2日月曜日

 

玄関のコスモスが咲いた

ピンクかなと想像していたら思いがけず白で

涼やかに揺れている

見るたびにうれしい

 

 


娘がひょいっと乳ばなれ


本当におっぱい大好きな子だったから
(今も大好きで、触ったり、話しかけたりしている)

おっぱいのやめどきに関しては1歳前からたくさん調べて
たくさん考えてきた

 

 

自分の気持ちとして、できるだけ自然にという思いと

ごはんへの関心の薄さや
私自身の体力との折り合いなど

ちょっとした困難とぶつかるたびに、迷ってきた



確信を持って「飲みたいだけあげよう」なんて思ったことはなくて

できるだけそうしたい、という方向の中で
迷いながら歩いてきた

でもある時から、迷いながらでいいんだ、と思うようにもなった



確信が持てる時には、確信が持てる材料が、
自分や、ふたりの間に
見えたとき

その片鱗が見えないのに、無理やり答えを作る必要はない

 

そういう学びがあった気がする

 

 

このまま進んでみよう、と思う時があったり
やっぱりそろそろ、と迷う時があったり
 

自分自身も
娘自身も

毎日変わっていくのだから

そのたび感じることも変わった


きっとそれでよかった、というか、そういうことなのだった



3歳のお誕生日にやめる、と娘自身が言い始めて

でも実際にはまだ準備がととのっていなくて

お昼寝前に我慢している彼女を抱いている時

「おっぱいという関わりがわたしたちになくなったら」という感覚がふと明るさとともに

一瞬だけやってきた


それで、「その時は、じきに、もうあるのだ。そして、そうなって、もう、大丈夫なんだ」

と信じることができた



そうして、4ヶ月が経って

おっぱいの量もだいぶ少なくなってきて

娘に「こっち空っぽ」とすぐに言われるようにもなり


もうそろそろかな、と思っていた時に

娘のおっぱいへの執着がとっても強くなった


それは、彼女なりに「おわり」を感じた寂しさからだったのかもしれないけれど

なんとなく、あんまりこの時期が長引くのはよくない、心地悪さがあり


ある朝ふと、生姜汁をちくびに塗ってみようと思い立ち

「それが良いか悪いか」と考えるよりも

浮かんだことを実践するだけ、と感じていたから

思い立ったまま行動してみた



すると娘は匂いを嗅いで

「くさい」と言ってたくさん泣いて、泣いて、泣いたあと

自分で気分を変えようとし始めた


好きなアニメを見よう、と言って

外へでかけよう、と言って。


充分に、時期が来ていたんだね、と感じた



自然に離れたら、卒乳

意図を持って、おっぱいを辞めたら、断乳


なんて言葉の違いもあり

「断乳よりは卒乳がいいな〜」なんて思っていたけれど


生姜汁を塗ったことは、意図的なことであって

でも、充分に時期が来ていたとも思い


ことばはつよいけど


何にしても、おっぱい離れ、というか

昔からいう乳離れ、というか

はなれ、って言葉が、やさしくて自然じゃないかと思った




後日談としては

やっぱりおっぱいが大好きで、触りたい娘は

匂いを嗅いで「匂いが戻った」と言い

こっそり口をあててたりする


でももう、おっぱいがなくても眠れることがわかったし

おっぱいがなくなったら

彼女の髪を撫でたり、体をさすったり

双方向のスキンシップが増えたように感じていて
(前は私が受け身だった感覚)

それは、次の自分たちの段階に、入った感覚があるから


またこっそり生姜汁を塗って

時々

「くさ!」

「あ、時々そういう匂いになるようになったんだね〜」

というやりとりをしてる。


「寂しいな」と時々いう彼女の言葉も

ひとつひとつ、受けとめ歩きたい



さびしさのむこうは ひろびろして あかるい



ぐるりとめぐったら

また どうせ いっしょくたなのだから


あるこう あるこう