気持ちのよい秋晴れ
娘と一緒に公園へ。
近所の小さな公園へ行きたいな、と思い浮かんだけど
娘にどこの公園行く?と聞いたら、いつも行く大きな公園の方向に歩き始めたので
そちらまで。
途中のお寺に立ち寄って、石を拾って遊んで、
また思い出したようにお寺を出て公園を目指す。
公園に着くとすたすたと自分で入り口から入っていくから
「あぁ、ちゃんとここを目指していたんだ」と思い
彼女の中に地図ができていることを感じる。
娘が大好きなブランコ。
小学生くらいの女の子たちが遊んでる。
娘はブランコのまわりをぐるぐる。でも順番がこなさそうだったから
娘に「他の公園に行ってブランコしよう」と声をかけたら
大人しくブランコの周りを離れて、抱っこしてよっせよっせとはじめに行こうと思いついた小さな公園へ。
なんだかいつも、時間がとまっているような
いい場所。箱庭のような小さな公園。
誰もいなくて、ブランコ乗り放題だった。
娘は何度も「もっかい」「もっかい」と言って
たくさん乗った。
とても静かな中、鳥の鳴き声が響いて
「鳥だね」と言ったら、むすめも「どり」「どり」と言っていた。
滑り台はずいぶん高かったけれど、ひとりで階段をのぼってスーッと滑り降りていた。
階段をのぼる途中で
階段をのぼる音が響くのが面白くなったみたいで
手でパンパン叩いていた。
何をしていても、何かに興味を惹かれて、楽しんでいる。
お昼ご飯の時間になって家に帰ると、夫が肉野菜炒めを作ってくれていた。
炊き立てのご飯と一緒に食べて、美味しかった。
夫がついこの間ネットで注文していた金山寺味噌が美味しくて
「あれ食べたいなぁ」と思うも、なんとなく遠慮していたら
夫から「金山寺味噌も食べる?」と聞いてきてくれて嬉しかった。
金山寺味噌も炊き立てご飯と、美味しかった。
ご飯の途中で娘が眠たくなってぐずって
一緒にお布団に入って寝かしつけ。
途中で休日出勤になった夫は会社へ。
娘が寝ついてから食卓に戻ると、
肉野菜炒めやご飯にラップがかかってそのまま置いてくれていた。
それを静かに食べる。
娘の寝顔はかわいい。
風邪をひいて鼻が詰まっているから、時々いびきみたいなのが聞こえる。
日差しが強くて暑いくらいになったから
窓を開けると風が気持ちよく流れてきて
幸せだった。