2024年5月15日水曜日

 

母の日にもらった花束をほどいて
家の中のあちこちに、小さくいけて飾る

毎朝目に入るたび 小さく胸がほどける

 



昨晩はなんだかふっと疲れがきて
親子丼を作ろうと思っていたけれど、唐揚げに変更
ひたすら揚げるだけならできる、そう思って

お味噌汁はレトルトで、トマトときゅうりが野菜室にあるから
切って添えて、と夫に伝える


娘は夕方に食べたおむすびでお腹がいっぱい
私も唐揚げをひとつつまんで、それで充分だった


夫はトマトを切って唐揚げと一緒に食べていた
 朝起きたら、洗い物もしてくれていた
 
 
毎日

できることもあるし
できないこともある
 
波によって変わるし

元気な時は元気に過ごせばいいし

休みたい時は休む方向で

 

同じじゃなくていい

その時その時で

 

今晩のおかずには
まだ昨晩の大量の唐揚げが残ってる
 

 


2024年5月3日金曜日

 

新緑の季節

娘が生まれた季節

この頃、夜明けに目が覚めることが多いから

ーそのまま起きて、お弁当を作って、でも娘が目覚めた時
横にいないと「寂しいよ、横にいてよ!」と泣き怒るから
お弁当を作り終えたらまたお布団に戻るー
 
娘が生まれたばかりの産院で過ごした時のことや
新生児の頃、朝も夜もなく起きていた時の空気が蘇ってくる

 

 

今に一生懸命で
ちょっと前のことも思い出せなくなるけど
 
こうやって、特別な時間のことは
新緑の空気に運ばれて、今年もまた触れられたと
じんわり嬉しくなる
 
 
 

娘は、地上で3年生きて、今度は4歳

ちいさくてやわらかい心で毎日を生きてる

 

幼稚園にはまだ慣れない

いろんなことをたくさん感じているんだろうな

 

 

「保育園に戻りたい」と話すから
帰り道に前を通って、外から呼びかけたら
先生たちが窓を開けてくれた
 
 
「戻りたい」「幼稚園行きたくない」と言っているのに
先生たちの顔を見ると、そんなこと一言も言わない娘を見て
思わず先生に
「ちょっと、ぎゅーっとしてあげてもらってもいいですか」とお願いして
 
保育園の中に上がらせてもらって
娘を抱きしめてあげてもらった
 
本当に溶けちゃうんじゃないかっていうくらい身を任せて
ぎゅっと先生にくっつく娘を見て
 
なんの疑いもなく
自分を喜んでくれてると
感じられる人がいることが
ありがたかった
 
 
 

娘が、幸せであってほしいから
なるべくはやく、幼稚園が楽しい場所になったらいいと思うけど
 
娘に何かを望む自分に

「かんぺきじゃなくていいんだよ」って

同時に声をかける

 

娘にとって、心地よい人間関係があるようにと望むけど
ひととうまく関われなくてもいい(自分だってそう。今も悩むことがある)
 
楽しい時間をなるべく多く過ごしてほしいけど
困ること、つらい時期があってもいい(誰もがそこを通過するように)
 
ゆっくり、ゆっくりでいい
 
ただ、どんな時も
どんな娘でも
自分はそばにいるよって
 
そういう心構えだけ、あったらいいのかもしれない
 
 

そして一緒にいるときは
安心して、なるべく楽しい時を