少し前に保育園へ、春からの説明を受けに
それから娘の面談へ出かけた。
その時
「4月1日は8時半に娘を送りに来て、11時半に迎えに来てください」
と言われて、3時間も!わたし、ひとりになるんだ!と
ハッとした。
娘が生まれてから、本当にぴたりと一緒にいて
3時間離れたことはまだないかもしれない。
振り返ってみたら、お腹にいた時から考えて1年と8ヶ月。
今、ベランダで夜風をあびながら、これを書いていて
ふと、燕が巣立つ光景が浮かんできた。
起きている間は、ずっとずっと動いている活発な娘。
保育園へ行き始めたら、きっと思いきり毎日遊んでくるだろう。
昨日の昨日まで、今まで娘の変化に追いつくようにずっとずっと走ってきたのが
急に目の前からも(環境)という変化が迫ってくる感じがして
本当に気持ちがきつかった。
でももしかしたら、川の流れが海へ出るように
景色は開いていくのかもしれない。
今までより深く関わる人が増えるということも、とてもあたたかな光。
春からの景色が
燕の雛の巣立ちと重なるなら
娘は空を知ることになる。
私はどうだろう。
いつも肌のどこかが触れていた娘と少し離れて
ひとりの体の動かし方を思い出した時
わたしは何を感じるんだろう。