毎日飲みはじめた漢方
ご飯を作り終えるとつい
「さぁ、温かいうちに早く食べよう!」と気持ちが動いて飲み忘れてしまうから
夫に「薬飲んだ?」とよく聞かれるように。
食前のはずが
食後に飲んだりしながらも
静かに効いている感じがして
気がつくと、気持ちが安定していて
(地面がちゃんとできて、地面より下に沈むことが、なくなった感じがする)
からだも、動く。
朝起きた時の気持ちが、ほんのり明るい。
ふつうに体が動いて
気持ちが安定しているっていうことが
元気があるっていうことなんだな、と感じる。
よかった。
冷えとりの靴下も、夫が「買おう!」と言ってくれて
久しぶりにごそっと買い足した。
届くのが楽しみだな。
裏地が絹で表地がコットン、という
1枚で2枚履いてることになるという簡略版のソックスは最近でも履いていたけど、
本当に冷えとりをしていた時は、4枚とか5枚履きをしていたから
(とても薄い絹や綿の靴下を重ねて履く。ふんわりあったまって本当に気持ちいい)
同じようにするのは久しぶり。
思い出すと、気持ちがいいから毎日履いていたなぁ
という感覚が蘇ってくる。
そして、こうやって気が向くということは
私が(やりたい)と思うからで、それが今の自分に合ってるから
なんだろう、と思う。
漢方も、靴下も。
たぶん、養生の方法は無数にあって
それはそのときそのとき。
そして、その人。その人、なんだとも感じる。
日曜日
娘とふたりで電車に乗って動物園へ出かけた。
なぜか鳥類が好きな娘。
フラミンゴの前で、ずいぶん長いことフラミンゴを見ていた。
寒いのか、群れでかたまって顔も隠し
じっと動かないフラミンゴたちに向かって
「おーい、フラミンゴくん、こっちゃんここにいるよ!」
「おーい、フラミンゴくん、なにしているのー?」
「おーい、フラミンゴくん、きれいだねぇ」
と話しかけ続ける。
そろそろ帰らないと、お昼寝の時間に差し掛かるぞ、と思い
「もうそろそろいこう」と声をかけると
「まだみる!」と言う。
かたまるフラミンゴを
またじーっと見て、もう一度声をかけて
「まだみる!」の返事に、またもう少しまた、じーっと見る。
どんなふうに、見えているのかな。
帰り道は、もう多分、娘は眠たくなって
なぜか道に座り込み、靴を脱いで靴下を脱ぎ始めたり
抱き上げても、また道に座り込んだり。
娘をスリングで抱えて、動物園から駅までえっほえっほと歩き
電車に乗って帰る。
大きい体。重たくなった。
それでも、抱っこできることが嬉しい。