2022年11月21日月曜日

 

毎日飲みはじめた漢方

ご飯を作り終えるとつい
「さぁ、温かいうちに早く食べよう!」と気持ちが動いて飲み忘れてしまうから
夫に「薬飲んだ?」とよく聞かれるように。

食前のはずが
食後に飲んだりしながらも
静かに効いている感じがして
気がつくと、気持ちが安定していて
(地面がちゃんとできて、地面より下に沈むことが、なくなった感じがする)
からだも、動く。

朝起きた時の気持ちが、ほんのり明るい。



ふつうに体が動いて
気持ちが安定しているっていうことが
元気があるっていうことなんだな、と感じる。


よかった。


冷えとりの靴下も、夫が「買おう!」と言ってくれて
久しぶりにごそっと買い足した。


届くのが楽しみだな。



裏地が絹で表地がコットン、という
1枚で2枚履いてることになるという簡略版のソックスは最近でも履いていたけど、
本当に冷えとりをしていた時は、4枚とか5枚履きをしていたから
(とても薄い絹や綿の靴下を重ねて履く。ふんわりあったまって本当に気持ちいい)
同じようにするのは久しぶり。

思い出すと、気持ちがいいから毎日履いていたなぁ
という感覚が蘇ってくる。


そして、こうやって気が向くということは
私が(やりたい)と思うからで、それが今の自分に合ってるから
なんだろう、と思う。

漢方も、靴下も。


たぶん、養生の方法は無数にあって
それはそのときそのとき。
そして、その人。その人、なんだとも感じる。





日曜日

娘とふたりで電車に乗って動物園へ出かけた。

なぜか鳥類が好きな娘。
フラミンゴの前で、ずいぶん長いことフラミンゴを見ていた。

寒いのか、群れでかたまって顔も隠し
じっと動かないフラミンゴたちに向かって


「おーい、フラミンゴくん、こっちゃんここにいるよ!」

「おーい、フラミンゴくん、なにしているのー?」

「おーい、フラミンゴくん、きれいだねぇ」

と話しかけ続ける。



そろそろ帰らないと、お昼寝の時間に差し掛かるぞ、と思い
「もうそろそろいこう」と声をかけると
「まだみる!」と言う。

かたまるフラミンゴを
またじーっと見て、もう一度声をかけて
「まだみる!」の返事に、またもう少しまた、じーっと見る。



どんなふうに、見えているのかな。



帰り道は、もう多分、娘は眠たくなって
なぜか道に座り込み、靴を脱いで靴下を脱ぎ始めたり
抱き上げても、また道に座り込んだり。

娘をスリングで抱えて、動物園から駅までえっほえっほと歩き
電車に乗って帰る。


大きい体。重たくなった。

それでも、抱っこできることが嬉しい。




2022年11月15日火曜日

 


すこし前に、脈診や舌診をして
漢方を処方してくれる、漢方薬局へ行ってきた。

自分自身の心身の波立ちを、
自分でコントロールできる範囲を越えていると思えて
産後の体の変化や、
更年期の症状についても未知のことだから

自分の体に今何が起こっていて、どうなっているのかを
教えてもらいたいとも思った。


手首を出して、脈診をしてもらっているときに
先生から
「このからだで、よく妊娠できました。奇跡です。縁があって来てくれましたね」
と言われた。

子宮まで冷えきっていて
体の中に血をめぐらせる、肝の力が弱っていて
血も不足しているし、排出する力がないから、
排出できずに溜まっている水分が体の中で悪さをしています

とのこと。


娘を妊娠する前は、冷えとりの靴下を履いていたり
今より体力もあったし、
ちょうどヘルパーの仕事の勤務体制を変えてもらって
体調がととのっていたタイミング。

だから、その時は今の体とは違ったんじゃないかなとも思ったけれど
「縁があってきてくれた」という言葉はすごく響いてきた。

本当にそう。と思えて、嬉しかった。



先生から「こんなことはありませんか?」と
聞かれることが、ほとんど、そうそう!という感じで
まるで占いのようだった。


「体が疲れきってぼろぼろです」

と言われて

あ、疲れてるんだ。疲れてるって、思ってもいいんだ、と思って
ほっとした。

「この症状の人は、周りに伝わらないんですよね。不調を理解されないことが多い」
と言われた時に、
胸がいっぱいになって涙が出てきた。


自分でも、自分の不調の原因がわからず
「なまけてるんじゃないか」と思い
「気の持ちよう。気持ちを切り替えれないのはどうしてだろう(できるはずなのに、していないんじゃないか)」と思い、自分でも自分の不調を理解できていなかった。

疲れきって、ぼろぼろだったら
「娘を連れて埼玉に帰るしかない」

それしかもうない、という思考回路になったのも
よくわかる。体からしたら、それしかないもの。


「元気になりたいんです」
と話したら
「そのように、処方しますね」
と言ってもらって、ほっとした。



冷えてるんだ、と思い
最近履いていなかった冷えとり靴下も出してきて履き始め
ズボンの下にスパッツも履く。

「水分を摂りすぎないで。排出する力が足りてないから」
と言われ、水分も少し控える。


それから毎食前に処方してもらった漢方を飲んで

気づいたら、ここのところ気持ちが落ち着いている。
前は「何かをしよう」とか「あそこにいってみたい」
という(意欲)というものが起こる場所がない
(火種を灯す炉がない)という感じがしていたけれど
今は少しずつまた、炉が体の中にできあがってきている気がする。



診てもらってよかった。






体のことも、まるで冒険。

からだのことを教えてもらうことはそのまま
自分が歩いている道を教えてもらうことのような感じがする。


そして、いろんな時期がある。

しんどいところを歩いている時期は気も重たいけれど
そんな中だから、何が自分の負荷になって
どんなことで気が晴れるのか、自分は何が好きで
生きている中でどんなことが必要な人なのかも
同時によくわかる気もする。

(でももう、なるべく歩きたくないから、ここで見たことをおぼえていよう)




今日のご飯は何にしよう


この間、しじみのお味噌汁を作ったら娘が美味しいって喜んだから
またしじみを買ってきて砂抜きしておこうかな。



2022年11月7日月曜日



2つ、目の前に友人が頼んでくれた仕事があって
そのどちらとも、「こんな感じの」とイメージをもらっていて

その前をしばらくグルグルと歩いていたのだけれど

ふと

「こんな感じの」を作ろうとするよりも

いちど自分の内側に持ち帰って
自分の手が動くままに作ったほうが楽しい感じになるんじゃないかな…と思う


グルグル歩いていたということは 
ちょっと進めなくなっていて(手が動かなくて)

それは自分の手を使って(他者の表現)を作ろうとしていたからかもしれない

自分に頼んでくれたことを信頼して、
「こんな感じの」とくれたその人の(感じ)のところに心を澄ませ
(そして、相手の元へ行きっぱなしになるのではなく、私はわたしの心に座ったまま)
手を動かしてみよう



今、書きながら思い出したけれど
これって以前教わったヒーリングの方法と同じだ。

(自分は自分のハートを感じながら、相手に触れ、触れている部分を感じる。自分は相手のところへ行かず、自分の中心に座り続ける。自分に座りながら、相手を繊細に感じる)

おもしろい。


やってみよう。




 

アロママッサージを受けたら
体がすごくすっきりして
体の澱みが晴れたら、思考や心も落ち着いてきて、おもしろい。

「特に足がすごく冷えてます」

と教えてもらって

冷えとり靴下を出して重ね履きを始めた。

あったかい、って
あんしん

 

明日は、漢方を調剤してくれる薬局へ行ってみる。
自分の今の体の状態を教えてもらったら
少しずつ対応していけることがある気がして。


しばし、体と向き合おう。


初めての産後

そしてこれからきっと初めての更年期

 

それは未知の世界。

ゆっくりいこう。





少し前からKing & Prince(特に平野紫耀くん)を応援していた私。。


まさか、若いアイドルに心惹かれる日が来るとは。

でも
ジャニーズとかグループのドキュメンタリーを見ると
人間性や、関係性が伝わってきて、気づいたらドラマを見て、Youtubeを見ていた。
ドラマを見ながら、どうして、こんな感情を秘めた表情ができるんだろう、と思ったりして。

韓国のアイドルグループにはまっている友人と話して
同じ気持ち、と驚いたのが

疑似恋愛のような気持ちではなくて

「すごいパフォーマンスだ!」(この背景にどれだけの努力と熱意があるんだろう)

「幸せになってほしい」
(自分の人生を削ることのないように祈ってしまう。ただ幸せであってほしい)

という謎の領域(おばちゃん?)の思いが応援の中に重なること。


これって、40年歩いたからだなぁと思う。


人に見える形と、本人の持つ感情が同じとは限らないこともわかるし

絶対って思っていたものの、いつでもその先がある

思ってもみない形に、人生が変化していくことがある

なんでもないことの中にある光があったかかったりして


夫に「ニュース見た?」とグループ脱退の報道を聞いたときには
ものすごく驚いたけれど

最近、どこかいつも寂しそうな表情をしていたことも重なって(どんだけ)

にわかなのに少しだけ、腑に落ちるところもあり。

この選択がひとりひとりにとって、本来の道に立つものであることを
心からそっと祈るばかり。

そしてきっと、もうそれは、かならずそうなんだろう。

自分の心の道は、自分にしかわからないから。




さて、わたしよ。


わたしの心の道を、歩いているかな。



2022年11月2日水曜日

ささみチーズフライ


  

 






















娘が鼻水と咳の出る風邪をひいて

2日間保育園をおやすみした

 


お医者さんでいただいていた薬が残っていたので飲んでから

あとはのんびりと一緒に過ごす


週末に運動会もあったし、疲れも出たのかもしれない

 

そして季節の変わり目

娘はかならずくらい風邪をひいてる

 

そうやってすこしずつ、体を次の季節に慣らしていくんだろう


 

 

発熱もなく元気ではあったので、昨日は雨の中

娘にかっぱと長靴を身につけさせ、一緒に近くのスーパーまで。

 

晩のおかずの食材と牛乳と、画用紙を買いに。



小さな水溜まりも発見して、長靴の足先を浸からせて
ぴしゃぴしゃと遊ぶ。

おうちの玄関先、濡れた狸の置物を見て 

「たぬきさん、濡れてるね」と声をかける。

 

スーパーに入ると、精肉コーナーで

娘が鶏ささみのパックに指をぐーっと押し当てて

跡ができてしまったから、予定外に購入。

それで、晩ごはんにささみチーズフライを作ったら美味しくて

娘もパクパクすすんで食べた。

 

「お花買う」と

彼女がスーパーで選んだお花は

黄色い大きなガーベラで

 

私だったら絶対に選ばない花

 

だけど、黄色い大きな花を持った娘に

帰り道

知らないおばさんやおじいちゃんが

「きれいなお花やね」と話しかけてくれて

みんなにこにこしていて

 

「2階に飾る!」と彼女の希望通り

2階のキッチンに飾ったら

部屋がとても明るくなった



思いがけない景色を運んでくる

小さな台風

 

ちいさな嵐

 

ちいさな姫さま