2024年11月5日火曜日

週末は友人が声をかけてくれて

奈良県まで市民向けワークショップのアシスタントへ出かけた。

友人がファシリテートするワークショップでは
集まったひとりひとりが自分の声で自分の思いを話す。

その声を聞ける時、自分に喜びや充足感が湧くのを毎回感じる。

 

「なおみちゃんならできると思って」と友人が言ってくれたことば。
確かに、自分の興味だったり
今まで学んできた、「はなしを聞く」という経験が重なる場だった。
 

こんなふうに、学んできたことが
他者の中で活かされる。他者の必要に、こたえられる。
ということが実感され、じんわりと嬉しい。


ひとりよがりな道ではなかった。

 

 

気がつけば

友人がくれる謝礼や、毎月のインタビュー記事の報酬が
安定して入ってくるようになって
そのことにも助けられている。

夫は「服を買ったら?」とか「自分が買うから、見に行こう」と
何度も言ってくれたけれど
 
(そして実際に、誕生日やクリスマスにプレゼントもしてもらった)

なかなか甘えられず

それに、自分が着たい服も、産後はずっとわからなくなっていて

服を買うということがほとんどなくなっていた。


それでも、昨年の冬に
冬素材のパンツが履きたいなぁと思ったことが残っていて
(昨年の冬は、生地はしっかりしてるけどちょっとシャリ感のあるパンツと
ジーンズをずっと履いていた)

ついこの間、コーディロイのパンツと
ツイードのパンツを、自分のお財布から買えた、ということが
ほっと自分を暖めている。

ニットベストも買った。


服を選ぶとき
これはインタビューの時にも着ていけるか
ワークショップの時に着ていけるか
というのも
判断の基準に出てきていて
 
私はそれも、嬉しいのかもしれない。

自分が好きな仕事をしていて、その仕事に合う服を着ている、ということが。
 
この嬉しい感じって
初めて、介助の仕事をしたときの状態と似ていると思って
それに気づいた。

介助の仕事をしていた時は

たくさん歩くし、動くから
動きやすいパンツ。
たくさん歩けるニューバランスのスニーカー。
両手があくリュック。
カジュアルでも、職場や冠婚葬祭の場に行くこともあるから黒を選んでおく。

そういう必要に応じながら、自分が好きなものを選んだ服装をしていることが
自分をすごく安心させてくれた。



面白いな。



娘は、寒いからと週末はじめて着せた
虹色のボーダーニットをすごく気に入っていた。

彼女が好きなものをまっすぐに喜ぶ姿がかわいい。

迷いなく好きに手が伸びる姿が眩しい。