2021年12月23日木曜日

 

吉本ばななさんの新作が出ていると知って
アルバイトが終わったあと、本屋さんに駆け込む
(アルバイト先は繁忙期だから少し残業して、
娘の保育園のお迎えが迫っていたから本当に駆け込んだ)

駅の構内にある本屋さんへいくと見当たらなくて
店員さんに声をかけたら検索してくれた

「ここにはない」と言われて「取り寄せたら明後日」と言ってくれたけれど
また走って、少し離れたところにある別の本屋さんへ行くと
新刊の棚に2冊残っていて、1冊手にとってレジへ向かった。

それは一般的なハードカバーの本とちょっと形が違ってて(真四角に近い感じ)
ばななさんが今まで出した本の、パトリス・ジュリアンさんとの往復書簡本
「News from Paradise」をパ〜っと思い出した。
あの本、好きだったなぁ。ばななさんがお子さんを出産されたばかりの頃の。
あの本を読んでいた時の空気感まで、今身近に迫ってくる。


レジで接客してくれた店員さんは

「形が少し特殊なんで、カバーを折り直しますね。少しお待ちくださいね」
と言って、本に合わせて書店の紙カバーを降り直してくれて
「パッと折り直したから、もし気になったらまたおうちで丁寧に折ってみてください」
と言って渡してくれた。

本を抱いて改札を抜けて、やってきていた地下鉄に駆け込んで
席に座って早速本を開く。

短編集。

家の最寄駅に着くまでの間に
はじめの1話を読み終えた。


なんてことのない話のようなのに
ふわぁ ふわぁ と よきものが入ってきて
読み終えたあと、じんわりとして、涙が出てきた。





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