2022年12月12日月曜日

 

友人が制作している、ケーキ屋さんが毎月発行しているフリーペーパー。
その中で扱う、お店で働く人のインタビュー記事の仕事を依頼してもらった。


今まで担当していた方がしばらくライター業を休まれるとのことで
「やってみない?」と、私に連絡をくれたのだった。


人のお話を聞いて、文章にして伝えること

ずっとやりたかったことだったから、挑戦しようって思った。


遠方のケーキ屋さんまでは、片道2時間。

夫が丸一日娘を見てくれたから、朝から晩まで出かけて
お話を伺ってくることができた。


帰ってきてから、録音を聞き返して文字起こしして
文章にまとめる。

何をしていても、心はどこかずっと、聞かせていただいたお話をなぞり
その人の感じを、思い浮かべながら。

ゆっくり、ゆっくり。



はじめ、なるべく話してくれたインタビューの言葉をそのまま載せたいと思って
編集したら

「文字数が限られているから、相手の言葉をこんなにたくさんは残せない。その人の言いたいことを代筆するような気持ちで(大事なところをすくい、伝わる言葉に変えて)書いて」

と言われ

話を聞きながら感じとった私の言葉も、多く綴ることになり

インタビュー記事ってどうやって書くんだろう?と
昔のクウネルを取り出してきて、なるほど、なるほど。と読み込んだ。



聞かせていただいたお話は、相手の中にある。
それは、相手の目線をなぞること。
相手の体験をたどること。

同時に私の目は、外側にあるから
その人がいる景色がどう(私に)見えたかって、
話しているその人を、どう感じるかって
外からもその人を描くというか

その人がいる、空間を描くこと。

それができることなんだなって、感じた。





無事、おひとりめのお話を文章にして、先方に送る事ができた。


今度は、同じ日にお話を聞かせていただいた、もうひとりの方の記事に取り掛かる。




相手の中と

自分の中と





昨日の夜中


娘の寝言に私が登場した。


なんて言っていたか思い出せないけど、

「お母ちゃん、〜して」という感じで

夢の中の私に話しかけていた。

本当の私、というか、私自身は今、眠っている娘の横で
起きて娘を見ていて

眠っている娘は、夢の中で娘の中の私と会っている。


なんだかきゅんと切なくなった。

彼女の夢に、登場させてもらえてる、やわらかい甘さと一緒に。


彼女の中に(わたし)がいて

それは私じゃないけど、多分(わたし)で。


娘の中に、彼女がひとりでも(わたし)が描けることが嬉しい気持ちと

それは私なのかな?私ってどこにいるんだろう。
人が出会うってなに?本当に出会うことってあるのかな

という不思議な気持ち。

悲観的な感じではなく

多層に存在するあり方の不思議に触れるような
そういうきゅんと切なく、少し目線が遠くなる感覚に
夜中、なった。



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