友人が制作している、ケーキ屋さんが毎月発行しているフリーペーパー。
その中で扱う、お店で働く人のインタビュー記事の仕事を依頼してもらった。
今まで担当していた方がしばらくライター業を休まれるとのことで
「やってみない?」と、私に連絡をくれたのだった。
人のお話を聞いて、文章にして伝えること
ずっとやりたかったことだったから、挑戦しようって思った。
遠方のケーキ屋さんまでは、片道2時間。
夫が丸一日娘を見てくれたから、朝から晩まで出かけて
お話を伺ってくることができた。
帰ってきてから、録音を聞き返して文字起こしして
文章にまとめる。
何をしていても、心はどこかずっと、聞かせていただいたお話をなぞり
その人の感じを、思い浮かべながら。
ゆっくり、ゆっくり。
はじめ、なるべく話してくれたインタビューの言葉をそのまま載せたいと思って
編集したら
「文字数が限られているから、相手の言葉をこんなにたくさんは残せない。その人の言いたいことを代筆するような気持ちで(大事なところをすくい、伝わる言葉に変えて)書いて」
と言われ
話を聞きながら感じとった私の言葉も、多く綴ることになり
インタビュー記事ってどうやって書くんだろう?と
昔のクウネルを取り出してきて、なるほど、なるほど。と読み込んだ。
聞かせていただいたお話は、相手の中にある。
それは、相手の目線をなぞること。
相手の体験をたどること。
同時に私の目は、外側にあるから
その人がいる景色がどう(私に)見えたかって、
話しているその人を、どう感じるかって
外からもその人を描くというか
その人がいる、空間を描くこと。
それができることなんだなって、感じた。
無事、おひとりめのお話を文章にして、先方に送る事ができた。
今度は、同じ日にお話を聞かせていただいた、もうひとりの方の記事に取り掛かる。
・
相手の中と
自分の中と
・
昨日の夜中
娘の寝言に私が登場した。
なんて言っていたか思い出せないけど、
「お母ちゃん、〜して」という感じで
夢の中の私に話しかけていた。
本当の私、というか、私自身は今、眠っている娘の横で
起きて娘を見ていて
眠っている娘は、夢の中で娘の中の私と会っている。
なんだかきゅんと切なくなった。
彼女の夢に、登場させてもらえてる、やわらかい甘さと一緒に。
彼女の中に(わたし)がいて
それは私じゃないけど、多分(わたし)で。
娘の中に、彼女がひとりでも(わたし)が描けることが嬉しい気持ちと
それは私なのかな?私ってどこにいるんだろう。
人が出会うってなに?本当に出会うことってあるのかな
という不思議な気持ち。
悲観的な感じではなく
多層に存在するあり方の不思議に触れるような
そういうきゅんと切なく、少し目線が遠くなる感覚に
夜中、なった。
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