土曜日
午前中に産院へ
妊娠してから接した
様々な人からいただく反応を経て
感じる
生まれてくることは
喜ばれていること
毎朝、胃がムカムカとする気持ち悪さで目覚めていたのが
ここ数日おさまっていて
ここ数日おさまっていて
そろそろつわりがおさまる頃とも聞くけれど
今まであったことが不意になくなると不安にもなる
産院でエコーを見せてもらった時に
心音を聞かせてもらい、
小さな手足ができているのを見てほっとする
「これが手、これが足」とおじいちゃん先生が教えてくれた赤ちゃんの姿を見て
思わず「かわいい」と言葉がこぼれた
エコー写真には表情もうつらず
粘土玉がふたつくっついているような姿なのに
「かわいい」と思わず湧き上がってくる不思議
まなざしが重なっただけ、うけとる姿がかわってくる
「次は4週間後。不安だったら2週間後でもいいですよ」
と先生は笑顔で言った。
生まれてくることは
嬉しいこと
妊娠してから接した
様々な人からいただく反応を経て
感じる
生まれてくることは
喜ばれていること
検診を終えて
近くの神社の森を散歩して、
それからバスに乗り、本屋に寄って帰宅する
本屋で棚を見ていると
不意にうしろから、左腕にするりと手がからまってきた
本屋に寄ると伝えていたので、もしかして夫かと思い振り向くと
そこにいたのは小さな男の子だった
私の左腕に、そっと小さな腕をからませている
「おかあさんと間違えちゃった?」とたずねると
男の子は私からするりと離れ
男の子は私からするりと離れ
「おかあさんどこだろ〜」と言いながら絵本の棚の方に
ひょろひょろと歩いて行ってしまった
そっと伸びてきた腕の感触が
左腕にふんわりとのこる
自分のおかあさんと信じきってる男の子の
なんとも自然に寄り添う感触を浴びて
姿は見えないおかあさんが
彼に日々注いでいるものまで 感じとれてしまうような
不思議な感覚
本来、私に注がれるはずもないものを
不意に浴び
とても不思議
そしてあたたかい
間違えて届けられた手紙をあけてしまって
返事の書きようもないのに
手紙の言葉に照らされてしまったような
そんな気分
そんな気分
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