2020年4月13日月曜日


コロナの影響で、夫の出勤日が少し減って
週末から彼は4連休になった。
 

土曜日はお天気もよかったので
午後からふたりで散歩して、コンビニで買ったコーヒーとシュークリームを
公園で食べたりしてのんびりと過ごした。
 
日曜日は雨で、外出もしなかったのと
午前中まるまる眠ってしまい、起きた後、退屈に飲み込まれる。
何もやる気がしないし、その上、暇で仕方ない、という気分。
夜からようやくリズムが出てきて
夫は歌を練習して、私は絵を描いたりして過ごした。
 
週明け、
明け方、ものすごく大きな雷の音で目が覚める。
ドドドドドドドドド…と龍が空を移動しているような
長い長い轟き。
少し怖い、と思うくらいだった。
しばらくして同じような長い轟きが、もう1度聞こえた。

8時頃布団から出ると雨がやんでいて
天気予報では10時からまた雨の予報だったので
その前に散歩しよう、と朝食のあと夫とふたりで外へでる。

川沿いを桜を眺めながらずっと歩く。
 
ぬかるんだ道。
靴先に土がついていく。
散った花びらが地面にはりついている。
水たまりにはまらないように、気をつけながら歩く。
もう花も終わりかけ。
新しい季節に向かっている。
桜じゃない木々にも、新芽が出ていてかわいらしい。
たよりないくらいやわらかい葉っぱ。浅い緑。
でも、育つ方向にしか、むいていない。
無垢という、いさぎよいつよさ。


 
外の空気を浴びて、体を動かすとリズムが巡りはじめる。
昨日のようには退屈に沈まない。

ずいぶん歩いて家に戻ると、お腹も空いてきたので
オムライスを昼食に作って食べた。

オムライスは、私はケチャップライスが好きだけれど
夫はバターライスがいいと言ったので、今日はバターライスで作る。
厚めの豚肉をいれて、粉末のブイヨンを使って味付けしたら美味しくなった。

散歩の帰りにバニラアイスを買ってきたので
このあと、昨日買ったカステラをトースターで少し温めて
そこにアイスを添えて食べようと思う。
 
と、思ったけど
カステラにコーヒーをしみさせて、少し冷やして
その上にバニラアイスをのせるのもいいな。
ティラミスみたいに、純ココアもかけて。
(そうして食べた。美味しかった)


お昼を食べたあと
夫は子育て漫画を読み始めたので
私も寝室に「初めての妊娠・出産」という本を持ち込んで読み始める。
 
その後、夫は居間にパソコンを持ってきて調べ物をしている。
私は寝室のはじっこで本を読んだりパソコンをいじったり。
 
時々夫の鼻歌が聞こえてくる。
 
猫のようにそれぞれの場所で。
 
 
 
 

ひとと一緒に暮らすって、どんなことだろうか。
自分勝手な私は窮屈にならないだろうか、とか
ひとりの時間がなくなって、大丈夫だろうか(ダメなんじゃないだろうか)とか
結婚する前はそんなことを考えてた。

しかし人生は面白い。
ひとりで暮らしている気楽さとは
また別のいいものがやってくる。
 
それはまた違う体験になるから
ひとり暮らしの時の心配
(自分には人と暮らすなんてこと、できないんじゃないだろうか)は、
新しいフィールドでは無効になる。

子どもが生まれてきて、3人家族になる、というのも
そういうことなのかな。


 
今、妊娠34週目に入り
37週目から41週の間に産まれてくるみたいなので
出産までもう間近。
あとひと月ちょっと、と思うとまだまだ長いような気もするし
ここまでのことを振り返れば、あっという間だったような気もする。

今は早く会いたい気持ちの方がまさる気もするけれど
お腹の中にいた時間を懐かしく思う時もきっとあるんだろうな。
今ふいに、
未来の自分が、今の私とお腹の人の状態を、懐かしんでいる眼差しが
ヒュン、とやってきて、胸がきゅっとなった。

忘れないよ、ひとつの船に、ふたり乗りしていた時間。
 
 
 
赤ちゃんの名前を「考えてる?」と夫にたずねたら
夫は
「その子にちなんだ名前がいいと思うんだよね。
産まれた日がどんな日だったかとか」
と言った。
 
それを聞いて、それもそうだな、と思う。
 
この間、文字が思い浮かんできた名前もあるし
まだ妊娠初期に、ふわっと出てきた名前と
私の中には2つ、候補のようにふわふわ浮かんでいるのがある。
でもなんとなく、その子の顔を見た時にきっと、わかるんじゃないかな
という気持ちもある。

夫からしたら特に
お腹がふくらんだり、つわりがあったり、胎動を感じてる私よりも
この命に対して、実感が持ちにくいだろう。
 
本人に触れる前に
名前があることもないかもしれない。



いるのにいない
いないけどいる
 
不思議なひと
 
出てきたら、いっぱい遊ぼう。


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