2020年4月25日土曜日


おととい眠る前に
ふとんの横の壁に、黄色い絵があるといいな
というイメージが浮かんできた。
 
それで昨日は水彩絵の具を出して
黄色を中心に色を重ねて、絵を描いた。

眠る前に壁に絵をたてかけて横になったら
視界に入った時に、胸の奥があたたまる感じがした。
安心する。
 
自分のために、絵を描いた。
 
 
 
友人が贈ってくれたジンジャーエールの素が美味しくて
すぐに飲み終えてしまったので
自分でも作りたいと話していたら、
八百屋さんで高知産の大きな生姜と、無農薬のレモンを見つける。
「市内に確かスパイス屋さんがある」と夫が言って調べると
家からそう遠くなくスパイス専門店があることがわかって
夫が自転車で出かけて、アニスとクローブとシナモンを買って帰ってきてくれた。
 
それで材料が揃ったので
なるべく友人のくれたものに近くなるように工夫しながらシロップを作った。
 
作ったばかりは生姜の味がとんがっていたけれど
数日経つと落ち着いてきて、炭酸水でも水でも、割って飲むととても美味しい。

切りすぎて余ったレモンは蜂蜜漬けにして
それも割って飲んだら美味しかった。
 
 
今は家にいる時間が長いので
今度はパンが作れないかな、と思っている。
 
自分の家に飾る絵を、自分で描いたり
自分で飲むもの、食べるものの、お店で買っていた部分を
少し自分で作ってみたり
そんなことで、手に力が戻ってくる気がするし
生活という土壌に水が注がれる感じがする。
 
 
もちろん、誰かが描いて、好きになった絵を飾るのも
お店で美味しいお惣菜を買ってきて食べるのも、素敵だ。
 
それしかない、じゃなくて
それもあって
これもある、という豊かさの広がり。
 
 
 
夫と薬局に出かけて
水やトイレットペーパーなどを買う。
ジンジャーエールの素のために買ったスパイスを使って
夫がカレーを作ってくれるというので、スーパーにも立ち寄って
トマト缶を買い足した。
散歩ついでに、と出かけたけれども
しっかり買い物が目的になってしまって
「散歩した感じがないな」と夫が言ったので
家に荷物を置いた後、もう一度川に散歩に出かけた。
 
少し前までスーパーも薬局も
いつも通り賑わっていたけれど
今日はどちらも空いていた。
 
レジのところに飛沫感染防止のビニールがかけられていて
足元には順番待ちの立ち位置を指定するテープが貼ってあった。
 
 

スマートフォンと500円玉をポケットに入れて
夫と散歩に出かける。

夫はお腹が空いた、と言って
コンビニでチキンと発泡酒を買った。
私は明日のおやつに、と思って、ポケットに入れた500円玉でひねり揚げを買った。
 
 
夫は発泡酒をあけ、歩きながら飲み始める。
チキンもかじって、美味しそう。
私はひねり揚げの入った袋をぶらぶらさせながら歩く。
 
 
日が暮れて、金星が光り始めていた。
 
土手に出ると、ひんやりと冷たい。
夕飯時の時間だからだと思うけれど、ランナーもお散歩の人もあまりなく
広々とした土手の橋と橋の間をゆっくりと歩いた。
 
ふだん通りに歩くとお腹が張ってくるので
ゆっくりゆっくり、歩くことになる。
 
 
夫の働く会社も、社員の勤務日数を減らしている。
正社員はまだいいけれど、
アルバイトの人は今月は休業補償が100パーセントあるけれど
来月はどうなるだろう、という話になる。

ライブハウスは軒並み休業しているから
それぞれグッズ販売をしたり、クラウドファウンディングを立ち上げて
工夫している。
 
飲食店は休業か、開いていても営業短縮やテイクアウトのみになっている。

友人や知人のお店は、今どうしているのかな、と思いが及ぶ。

補償には限界があるから
それぞれが自分で考え、工夫するしかないよね、という話をする。

するしかない、し
不思議だけれど
よくよくそれぞれが考え、出した工夫に
やっぱりそのお店があらわれて
こんな時に、光になって見えたりする。

毎月あった売り上げが、0になるかもしれない自営業の方や
閉店を選択する方も多くいるから
軽率な言葉にどうしたってなるだろう。。
それでも、そこにいる人が真摯に考えて出したアイデアというのに触れた時
どうしても美しく、光って見えてしまう、という体験をしている。

その光は
こういう時だから、眩しく目に入るけれど
ふだんの営業時にも、ずっと灯っているものなんだろう。

そしてそれを見えなくても感じるから
普段からそのお店に
通うことになっているんだと思う。
 



自分でお茶を淹れて飲むのも楽しいし
配信ライブの面白さも発見しつつも

喫茶店でお茶をするのや
ライブハウスで音楽を聴くこと

その時間からもたらされていた胸のときめきを再認識する。

きっとあの光に、触れに行っていたんだ。



何があると
自分は楽しいのかが
今、とてもよくわかる時期。
 

 
 
橋から橋まで、往復して
また土手から道路に戻って帰路をたどる。

 
 


 


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