2020年4月24日金曜日


四月ももうすぐ終わる。
再来週から臨月に入る。
 



少し前に、誕生日を迎えた。

京都にある、あまゆきというお店から
「me, first shirt」という名前のついたシャツが
誕生日前日に届いた。
 
夫からの誕生日プレゼントだ。
 
到着日を日時指定できるとお店からお伝えいただいたけれど
こんな時だから、指定はしなかったのに
ぴったり、誕生日にそのシャツを着られることになった。
 
すごく丁寧に作られているリネンのシャツで
細かなところまで、本当にかわいい。
タグが金色の糸で縫い付けられていたり
タグにもフラワーオブライフの紋様が
多分、シルクスクリーンか判子、手作業でプリントしてあったり。
袖はドロップ袖でふわっと膨らんでいる。
 
「me, first shirt」というのは
自分自身の中心を生きる、というメッセージ
と、以前、お店で伺った。
 
誕生日に欲しいもの、と聞かれていて
このシャツをお願いするのは、いいもので高価なので
ちょっと勇気がいったけれど
長く大切に着よう、と思って夫にお願いした。
 
真っ白いシャツ。
 
 
誕生日の日、夜明け前に夢を見て起きた。
 
母がご飯をあたためてくれる夢と
私が、お財布の中に入れている身分証明書の写真を新しくする夢。
 

お腹にもうすぐ生まれてくる人がいて迎える自分の誕生日は
なんとなく特別な感じをもって迎えた。

夢を見て起きた後、妙に目が冴えて眠れないでいたら
「自分が扉」という感覚がふっとやってくる。
自分自身が扉で、どんなところへも行って、ドアを開けることができる。
そんな感覚が湧き上がってくる。

ラジオの周波数を合わせるように
エレベーターの階数ボタンを合わせるように
自分自身が合わせた景色が、開かれていく。

自分自身が扉。

 

すっかり意識が冴え渡って、もう寝付けないでいたら
夫も眠れないと言って起きていたので
思いついて夫の足をマッサージオイルでマッサージさせてもらう。
 
そうしていると夫が緩むのと同時に、こちらも緩んでくるので
マッサージを終えた後、ふたりとも長い2度寝につくことができた。
 
 
お腹に人がやってきて、思うこと。

妊娠がわかってから、どんどんと体が勝手に
あたらしい体を体内に作り始めた。
 
体は体が作っているけれど
精神はどこからくるのだろう。
 
私の精神が分かれて、新しい人に宿っているわけではない。
 
そうして感じる。
やっぱり、精神は、この世の外からやってくるのではないかな、ということ。
そうやって(ここ、にいる視点からしたら)何もないところからやってきたのなら
 
この世の宿り木である体が朽ちた時
精神はまた、新しい場所へ放たれていくんではないか。

この世で会えるということは
同じ夢の場を、共にしているということ。

いっとき、同じふるえの中、現象を分かち合っているということ。
 
たまたま
一瞬
同じ湖に、映し出されたような
そんな間柄ではないのだろうか。
 

儚いようで、たしか。
たしかなようで、儚い。

丁寧に淹れた美味しいコーヒー。
そのコーヒーが冷めていくということ。

味わおう、味わうことだけが
もたらされている。


 
 

 
 

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