2020年6月24日水曜日

娘とふたりで日中すごしていると、
静かなのに色んな音が聞こえてくる。


扇風機の回る音、外からいろんな音、話し声とか、工事してるような音とか、
鳥の声とか、車の走り去る音。
カーテンが風でふくらむときに、畳をする音、とかも。

ふだんは耳からこぼれてるような音が聞こえてきて
空はぽかーんと広い。

たまに一緒にベランダに出ると、風が吹いてきたりするので
風が吹いてるね〜、と話しかけたり。

娘も風を感じてる。たぶん。顔をしかめたりするから。

赤ちゃんはまだ、聞こえることや見えるもの、
入ってくる情報をわけられない、と聞いて、
すこしだけ自分も、そのポケットに足を突っ込んでるような気分になる。

聞き落とされていたものが、また聞こえてくる。 


娘に合わせて
2、3時間おき(だったり1時間おきだったり…30分おきだったり…!)
の授乳のタイミングが、今の私のサイクルになっているので
日付の感覚や今まで過ごしていた時間の感覚がぬけていく。

授乳して、寝たなぁ、と思って
布団に置こうとしたら起きて、また抱っこ…のサイクルで
2時間くらいがあっという間に過ぎてて、時計を見たら不思議な気持ち。

早く寝てもらって、色々やらなきゃ!とか、
やりたい!と思ってる時ほど、
私の焦りがきっと呼吸や手足にも伝わって、
眠ってた娘がぱっちり起きたりするので、あきらめた。

自分の都合をあきらめたらなおのこと、
娘のポケットに近づいているような。


空はでかいし
わたしは小さいけど娘にとったら巨人で、
だから、小さいや大きいが外れていって、
乳房からお乳がでるようになり、
それを娘がごくごく飲んでいるのを見てると、
からだにこんな機能がついてたんですか!?と当たり前に驚き、
ガンダムに乗ってるアムロみたいな気持ちになる。
(体がガンダム。心がアムロ。自分の体を客観的に発見する不思議な感覚。) 


今もまだ少しそんなだけど、産後3週間くらいはわたしの頭はずっとぼんやりしていて
ものを考えることができなかった。

その間、ひたすら授乳をして
自分=おっぱいだった。



ぼーっとしてわけがわからないまま、
陣痛がきて産院へ行った朝から数週間が経っていて

見慣れないから
誰に似てるかな?と家族の面影を探していた娘の顔に
もう誰かの面影を見ようとすることはなくなって、

わたしは娘の顔を娘の顔として見るようになっている。




まだ、ただの反射だって習ってるけど
きゅうっと両方の口角があがって、笑ってるような顔を見たら
嬉しくなって涙が出た。



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