2020年10月9日金曜日

 

ここ数年のうちに起こった出来事で

私がいないと思って言われた陰口を聞いてしまったことや

真っ直ぐに「あなたのためにこういう場を開くよ」と言われた日

違う場で開かれた飲み会で「あんなこと言っちゃった」って笑いながら

話されていたと聞いたこと

そういう様々が、日々の暮らしの中でふと思い浮かんできては

何度も思い返してしまうということがあった。

 

ぺったりと薄く張り付いているようで、何度でも思い返してしまうその景色を

やっぱりまた、見つめてしまっていたとき

ふと

「どうしてこればっかり、見てしまうんだろう。チャンネルを変えよう」

って、思った。

 

自分の今までの体験の中には

いろんな経験があって、嬉しかったことや、喜ばしいことも、すごくたくさん、ある。

 

でも何度も、苦い景色が浮かんでくるのは

(そこにまだ解けていないメッセージがあるから)とか、そういうことでもなく

ただ単に、チャンネルの設定のような気がしたのだ。


…むしろ

(何度も浮かんでくるのは、そこにまだ解けていないメッセージがあるに違いない)

と思い込んだり
(なんであんなことが起こったんだろう)と、

自分の人生についた傷のようなものを、もうなかったことのように消し去りたいと思っている、ある種貪欲な私が、そのチャンネルを好んで見続けてさえいるような。


それで、意識の上でだけれど

チャンネルを変えることにした。

 

そうしたら、その日の晩、夢に懐かしい友人が出てきてくれて

その友人と、話すことができた。

 

起こったことは起こったまま。

間違えも正しさもない。


もしもリモコンを自分が持っているのなら

映っている番組に文句を言い続けるよりも

テレビを消すか、チャンネルを変えるか、すればいいだけ。

 

 

 

 


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