2022年8月2日火曜日



夫の残業がはじまる月初。

娘とふたりでカレーを食べたり
おままごとをして遊んだりして夕べを過ごす。

もうすぐお父さん帰ってくるかな、という時間になって
お風呂の湯はりボタンを押してから
ふとふたりで表へ出てみる。

暗がりの向こうに、人影が見えて
「お父さんかな」と私が言うと
娘が大きな声で
「おとうちゃーん!」「おかえりなさーい!」と言って手を振った。

手を振り続けていたけれど、人影は途中の角で曲がってしまい
人違い。人影の人も、戸惑っていたかもしれない。

人気のなくなった暗い道をぽかんと見つめたまま
違ったね、と話していたら
見ていたのとは違う方向、商店街の向こうから夫が帰ってくるのが見えて
「あ!お父さんだ」と言うと
「おかえりなさーい!」と声を上げて娘が駆け寄っていった。

嬉しそうに家まで歩く道。
「こっちゃんの影はどれ?」と言って
街灯の灯りに浮かぶ自分の影を見つけて嬉しそうにして
自由な魂が跳ねている。
 
 
「お父ちゃんとお風呂入るぅ!」と言うので
家に着いて早々、湯がたまったお風呂にどさどさと3人で入る。
 
湯上がり、はだかんぼの娘を
クーラーの効いた居間まで抱っこしていく。
「こっちゃんが来たぞ〜」と言って居間に入ろうとすると
「こっちゃんじゃないよ!はだかんぼうだよ!」と言って
ぬいぐるみたちの間に「はだかんぼうだよ〜!」と言って転がっていった。
 
 
夫は職場のキッチンから鮎の塩焼きをもらって帰ってきて
アルミホイルに包まれた鮎をトースターで焼き直し
カレーを温めて、いつもより少し遅い晩御飯。
「鮎、いらない?」と3回くらい聞いてくれた。
美味しかったみたい。

「鮎って繊細な味」というようなことを言っていたっけ。
 
毎晩嫌がる歯磨きを頑張って終わらせてから
娘は就寝。
 
直前まで見ていた絵本を「持っていく」と言って布団まで連れていきながら。
 
 
 
バタバタと過ぎる日々
その中で娘はどんどん大きくなって
昨日の彼女はもういない
いつでも新しい女の子がいる
 
小さなあかるい、嵐のようなひとだ

賑やかな嵐だけれど、夜はよく眠る。

絵本を置いたふとんの上にごろんと横になったら
好きなようにおっぱいを飲んで(右、左、右、左、と。乳首を引っ張って自分の顔に寄せて)
大好きな猫のぬいぐるみを抱いて、すとんと寝付いた。

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