2024年1月23日火曜日

 

お正月に実家からもらってきた夏みかん(「多分、夏みかん」とのこと)

今年はいろんな果実でシロップやお酒を作ってみたいなと思っていて
よし、これで。と意気込んでいるものの、なかなか手をつけられずにいる。

今日、重たい腰をあげられたら。

 

 

昨日は久しぶりに、西宮の友人の美容室まで髪を切りに行った。

 

友人が

「母性は、困っている人に手を差し伸べる力と書いてある本があって、それが腑に落ちて」

と髪を切りながら話してくれて

あぁ、それはなんとなく、わかる感じがすると思いながら聞いていた。

「だから性差関係なく、男にも母性はあるんだって読んで」

 




トイレの棚に娘の紙オムツを置いていて
それを、籠に収納したいな…と少し前から思っていた。

西宮で阪急電車を降りるときに

岡本の駅まですぐだ、と気づき

美容室の帰りに岡本に寄った。

岡本駅で降りるのはもう、6年ぶりくらい。

大阪に引っ越したばかりの時、
宝塚に住む友人が連れて行ってくれた雑貨屋さんがあって

インドや東南アジアの食器類や、籠などの日用品を
すごく手頃な値段で販売している。

訪ねてみたら、変わらない店内で

6年前と同じ店員さんが、同じようにカウンターに立っていた。


籠を手に取り、欲しいなと思っていた家族お揃いの平皿と
ホーローのお椀など、こまごまと包んでもらった。

 

家に戻って、オムツを籠につめ
あぁ、これでトイレがかわいくなった、とドアを開けるたび嬉しい。

 

ところが、夜眠る時はいつも履いていたオムツも

「布パンで寝る」と言い始めたことからすっかり減らなくなっていて

なんだか、次にオムツを買い足すのはいつだろう。

それかもう、買い足すことはないのだろうか。

だとしたら

日が暮れてから明日の牛乳を買いに薬局に行った時一緒に買ったオムツが

最後に買ったオムツということになるのかな。

 

本人は「まだ履く」と言ってもいるから、どうなるんだろう。

 

 

美容室で友人と話している時

「女性は長い歴史の中で虐げられてきたし、歴史とかを残してきたのも男性だから

残っている書物とかもほとんど男性が書いたものしかないんだって」

と、友人は言って

 

でも聞きながら

確かに、社会的な立場っていうことはもちろんあると思うけれど

女性(と大きくいうけれど)の向き合っているものって、
日々変わって日々消えていくものだから

残らなかったっていうことも、あるかもなとふと思った。

 

あれが、オムツを最後に買った日、とか。

ささやかで 泡のようで。


(でも、歌や詩や、小説の中には、女性は何か残してきたんじゃないか。今までも)
 

今日、夏みかんシロップ、仕込むぞ。仕込むぞ。

 


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