外の光や音が、わかるようになっていると聞いていたけれど
この間 お風呂場で洗面器を落として、ガターンと大きな音が鳴った時に
お腹がビクッと動いて、本当に聞こえているんだ!と感動した。
その話を夫にしたら
「それはいい音楽を聞かせな」と言って
テープレコーダーで、穏やかなフォークミュージックのカセットテープをかけた。
お腹がビクッと動いて、本当に聞こえているんだ!と感動した。
その話を夫にしたら
「それはいい音楽を聞かせな」と言って
テープレコーダーで、穏やかなフォークミュージックのカセットテープをかけた。
カセットテープの音は少しくぐもって
柔らかく聞こえてくる。
柔らかく聞こえてくる。
妊娠後期になると、お腹がせり上がってきて
またご飯食べられなくなるよ、と聞いていた通り
最近はまた胸焼けが起こるようになってきたので
菜の花とツナのパスタを作って食べてる夫の後ろで
晩ご飯は食べずに(昼食はたっぷり食べた)
床に寝転んでテープから流れる音楽を聞いていた。
床に寝転んでテープから流れる音楽を聞いていた。
お腹の中でも聞いていただろうか。
分娩をお願いしている産院で母親学級があり
検診の後に参加して出産の仕組みや流れについて教えてもらってきた。
本で読むだけではいまいち実感が湧かず想像できなかったことが
背景を知って、実感できるようになっていく。
たとえば「おしるし」について。
出産が始まる前に、「おしるし」と言って、おりものに血が混じったものが
出てくるとのこと。
本やネットにそう書いてあり、知識としてうっすら入っていたものを
産院の先生が
なぜおしるしが起こるのかを聞かせてくれて
実感に変わっていく。
かたいままでは開かない子宮口。
生まれてくるための準備として、組織が壊れ、柔らかくなる必要がある。
その壊れた組織が、血液になり、下着について、出産の準備を体が始めていると
知ることができるとのこと。
その壊れた組織が、血液になり、下着について、出産の準備を体が始めていると
知ることができるとのこと。
陣痛の痛みも、赤ちゃんが降りてくる時に
赤ちゃんの頭が、骨盤や仙骨にあたる痛みだと教えてもらって
ただただ痛いだけじゃなくて、痛みの向こう側に
小さい体でなんとか産道を通り抜けようとしている赤ちゃんの動きがあるんだと知ったら
どんなに痛いんだろう、とビクビクする気持ちも抜けていった。
ただただ痛いだけじゃなくて、痛みの向こう側に
小さい体でなんとか産道を通り抜けようとしている赤ちゃんの動きがあるんだと知ったら
どんなに痛いんだろう、とビクビクする気持ちも抜けていった。
先生が話していた面白かったことは他にもたくさんあった。
出産のタイミングは赤ちゃんが決める、という話。
今まで母体側から栄養などが赤ちゃんに送られていたのが
出産のタイミングは赤ちゃんが決める、という話。
今まで母体側から栄養などが赤ちゃんに送られていたのが
出産となると
赤ちゃん側から母体に向けて、ホルモンが送られ、それをきっかけに
母体が出産に入っていくという。
そして話を聞いていると
今まで母体こそが大変、と感じていた出産だけれど
何よりもまだまだ小さな体で、赤ちゃん自身が何度も子宮口にアタックして
通りにくい骨盤のトンネルを体を捻りながら、通り抜けてくるんだという。
何時間もかけて。
通りにくい骨盤のトンネルを体を捻りながら、通り抜けてくるんだという。
何時間もかけて。
母体ができるのは、最後の最後はいきみが必要になるけれど
それまでは赤ちゃんが狭い産道を通り抜けられるように
脱力することなんだ、とのこと。
赤ちゃんのエネルギーが、素直にそのまま通っていくように。
その話を聞いたら
人は生まれてくるだけで
人生の8割、終わってるんじゃないかと思えた。
生まれてきた後の世界は、余暇のようなものなんじゃないかなって。
今はまだ社会の仕組み上、いろんな格差があったりもするし
生まれてきてから、いろんなことを必要とされたりすることもあるけれど
それでも本当に分け合うことができれば
誰でも十分に、きっと生きることができるところ。
誰でも十分に、きっと生きることができるところ。
ふと
それだけの思いをして生まれ出てきたこの場所は
美しく楽しい場所であったらいいなと思えた。
それは私の願いだから
私にできることは、その選択肢をとっていくこと。
美しさ、楽しさに向けて、開いていくことと
それが開かれる場を日々ととのえていくこと
(部屋を掃除するとか、花をいけるとか、毎日、ささやかにできることから)
(部屋を掃除するとか、花をいけるとか、毎日、ささやかにできることから)
そんな気持ちが芽生えてきた。
これから生まれてくる命に対してもそうだし、
私自身においても。
今生きている人たちすべて、
もう「おつかれさま」の風呂上がりのような世界にいるんだわ。
美しさの中を生きる。
それだけでいいんだ。
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