臨月に入って、健診が2週間に1度から
1週間毎になった。
午前中に産院に行くと珍しく混んでいて
(あとから夫に、連休中だからでは?と言われる。そうかも)
いつもは10分ほどの待ち時間が、1時間とすこし待つ。
その間、本を読んだり
スマホをいじったり、どちらにも飽きて
目を閉じて過ごしたりした。
待合室の窓は開かれていて
肩越しに外の風が入ってきて、気持ちが良かった。
(待合室に置かれていた雑誌類は、多分コロナ対策で全部はずされていた。
私が持っていった本はケン・リュウの「紙の動物園」
情緒的なSFって面白い)
健診してくれたのはいつもの院長先生ではなく
娘さんの先生。
エコーのあて方が違くて面白い。
診察台に横になって、お腹をぺろんとめくったところに
エコーの滑りが良くなるようになのか
ジェル状の液体をぴょろぴょろっとかけて
(あとで看護師さんが温タオルで拭き取ってくれる)
そこにカメラをあてていくのだけれど
院長先生はポイント、ポイント、という感じでカメラをあてていく。
娘さん先生は、つつーとお腹の上でカメラを滑らせながら、
見たいところにあてていく感じだった。
画面にうつった赤ちゃんの体の映し方や
説明の言葉も、同じところを映しながらもやっぱりそれぞれ違っていて
その違いが温かさとして感じられた。
ひとに診ていただいているんだなぁ、と。
どちらの先生も、丁寧に診てくださる。
いつも大体赤ちゃんは下を向いているか
手を顔の前に重ねていて、今までの健診でほとんど顔が見えたことがないのだけれど
昨日は目を閉じている顔が割とはっきりと見えた。
先生がエコー写真を取ってくれた時にはまた影ができてしまったので
夫に見せられた写真にはほとんど写っていなかったけれど。
平均より体は小さめ。
先週より少し大きくなっていた。
健診を終えて
帰り道をたどりながら、エコーで見えた赤ちゃんの顔を思い出す。
そして不意に「他人なんだなぁ」という思いが湧いた。
今ここにいる人は、他人なんだ。
私の体を、通り道にしていくけれど。
どんな人か、わからないけれど
仲良くやろう、という気持ち。
そして
この人は、この人のところを
生きていくんだ、ということ。
たまたまの縁、なんだ。
誰との出会いも、そうであるように。
たまたまの縁。
だから、ありがたい。
家に帰ってから、今度はシナモンロールを仕込む。
強力粉はまだまだあるので
しばらく朝食のパン作りをしてみるつもり。
発酵していくパン種に触れると
やわらかくて気持ちがいい。
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