今までほとんどの時間、眠って過ごしていた赤ちゃんが
今週に入ってから急に眠らなくなった。
朝起きて、授乳のあとはうつらうつらしてまた眠っていたのに
パッチリと目が開いたまま。
そして抱いていないと泣いてしまう。
抱いていてもしばらくすると、ぐずぐずっと表情が崩れ
それなら、と思ってお布団に置くと
ぎゃーんと大きな声で泣く。
どこか痛いのかな!?なにか悪いところがあるのかな?と
いつの間にか必死な気持ちになっている。
母から
「抱いてるからちょっと休めば」
と言われても、自分がやらないと、という気持ちが働いて
ぐずついている赤ちゃんが気になって母に任せきれない気持ちになる。
母乳が出てないのかな、と不安になって焦り始め
夫が
「ゆっくりでいいじゃない」と声をかけてくれて頷くも
やっぱり心は焦って、合間があれば母乳が出る方法を検索してる。
自分がいっぱいいっぱいなのが見えた。
今週末には手伝いに来てくれている母も帰ってしまうので
母がいてくれるうちに、近所に子育ての相談先を作らないと、と思い
近くの母乳相談とマッサージをしてくれる助産院に予約の電話を入れた。
その日のうちに予約がとれ、電話をきると
「人を頼った」(ギブアップ、自分がなんとかしなくちゃという思いを手放した)ことで気が緩んだのか、電話をきった瞬間に涙がポロポロこぼれてきた。
母に、気が緩んで涙が出てくる。ちょっと泣いてくる。
と言って、赤ちゃんを任せ、別室にこもって、ちょっとの間泣いた。
陣痛がきて、産院へ行った朝から
ずーっと新しい波に乗っている。
涙が出て、ようやく少し、今の自分に触れられたような気がした。
母に赤ちゃんをお願いし、
母に赤ちゃんをお願いし、
ひとり外に出る。
木々の緑がきれい。いつも通りの近所の景色が新鮮に映る。
予約していた時間に助産院に着き、扉を開いて中に入ると
その空間に立っただけでまた涙がこみ上げてきた。
受け皿を見つけて、溢れてくるみたいに。
助産師さんは
話を聞いてくれながら
おっぱいにあったかいタオルをのせ、どんどんとお乳をほぐしていってくれる。
赤ちゃんの名前を、いい名前ね、と言ってくれたあと
赤ちゃんは今
お腹の中から出てきて、全部が初めて。なにもかもに驚いて泣くんよ、と話してくれる。
「おっぱいあげて、おむつもかえて、
暑くも寒くもなくて、熱もなくて泣いてたら「わからなくてごめん」でいいんよ」
抱っこしておっぱいあげてないと泣いてしまうから、
抱っこしておっぱいあげてないと泣いてしまうから、
トイレも行けないと思った、と話したら
「ずっとお腹の中でお母さんといたのだから、
「ずっとお腹の中でお母さんといたのだから、
24時間どこへでも一緒に連れて行ったらいいんよ。
トイレの前に座布団敷いて、その上に赤ちゃん寝かせて、
扉開けてトイレしたらいいよ。
目はまだよく見えないけど、耳は聞こえているから、
トイレから声かけてあげたらいいよ」
そう聞いて、気が緩む。
寝る場所はお布団、としか頭になかった自分に気がつく。
もっともっと、柔軟でいいんだ。
小さな体にどんな風に触れていいかわからなくて
こわしてしまわないように、どこか緊張していたけれど
もっともっと
そう聞いて、気が緩む。
寝る場所はお布団、としか頭になかった自分に気がつく。
もっともっと、柔軟でいいんだ。
小さな体にどんな風に触れていいかわからなくて
こわしてしまわないように、どこか緊張していたけれど
もっともっと
おおらかでいいんだ。
マッサージを終えたら
おっぱいはふわふわとして
こっていた肩も羽が生えたように、という比喩がぴったりくるほど軽くなっていた。
「すごく幸せだと感じたり、
すごく悲しくなったり、ホルモンの調子で、今はそういう時期。
頭も6割くらいで、いろいろ忘れたり、ぼーっとしたり。
そういうもんだと思ってね。予約の時間うっかり忘れても、また電話して」
実家から母が来ていてもうすぐ帰る話をしたら
お母さんいるうちにもう一度来たらいいと言われ、2日後にまた予約をとったあと、
助産師さんは優しくそう言って見送ってくれた。
家に帰ると母と赤ちゃんがいて
今までどこかおそるおそる触れていた赤ちゃんに
初めて親しい手で、触れられた気がする。
実家から母が来ていてもうすぐ帰る話をしたら
お母さんいるうちにもう一度来たらいいと言われ、2日後にまた予約をとったあと、
助産師さんは優しくそう言って見送ってくれた。
家に帰ると母と赤ちゃんがいて
今までどこかおそるおそる触れていた赤ちゃんに
初めて親しい手で、触れられた気がする。
名前をくり返し、呼んでみる。
赤ちゃんがまた泣いてしまった時
不意に坂本九の「涙くんさよなら」が口から出てくる。
大きな声で歌っていると
母も一緒に歌い出して、赤ちゃんは泣きやんできょとんとした顔をしている。
この歌、覚えようと思って
膝の上に赤ちゃんを寝かせて
パソコンを開き、youtubeで「涙くんさよなら」を検索して流す。
赤ちゃんを抱きながら
子守唄でも、歌ってみようかなと思って歌ったときは
自分がとても嘘くさいというか、ぎこちなく感じたけれど
泣いちゃった、泣いちゃった、と思って
とっさに口から出てきた「涙くんさよなら」には嘘がなかった。
泣いちゃった、泣いちゃった、と思って
とっさに口から出てきた「涙くんさよなら」には嘘がなかった。
「こういうものかな」という形を
手掛かりに進もうとするけれど
もっともっと手探りに、自分のままで
わたしと赤ちゃんの関わりを
在り方を
作っていくだけなのかもしれない。
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