2020年11月6日金曜日

 

予防接種の翌日、娘が熱を出した。

予防接種の副反応で発熱することはよくあることみたいで

前々回も38度の熱が出た。

 

昼は37度台の微熱だったのが

午後、お昼寝をしているときに頭に触れたら熱くて

熱を測ったら38度に。

まだ上がりそうな感じがあったのと、鼻水も出ているので病院へいこうと思う。

 

予防接種を受けた小児科は休診日で、

インターネットで調べて少し遠くの小児科に電話する。

18時から午後の診療があるけれど、

インフルエンザの予防接種の予約があり混み合うので

17時45分から50分にきてください、とおっしゃり

診療時間より少し早く開けて、診てくださった。

 

娘を抱っこ紐で抱えて、初めて抱っこ紐用のダウンケープをかける。

あったかいのかな?と自分も手を入れて確かめながら

タクシーの通る大通りまで、娘と歩く。

娘はいつもよりも大人しい。

暮れた空に、キン、と星が光って綺麗だった。
 
小児科の前まで連れて行ってくれたタクシーの運転手さんは

降りるときに「お大事に」と言ってくださる。

病院で先生に診てもらうと、安心する。

おおらかな声で「喉がちょっと赤いけど、胸も変な音しないし大丈夫」と言ってくれた。

解熱剤と、鼻水を止める薬を出してくれて

「しんどそうだったら飲ませてあげて」と。

お薬は、お守りのよう。

きっと予防接種の副反応の熱は明日には下がるだろうし

風邪をもらったかもしれない鼻水も、ちょっと様子を見ようと思うから

お薬は使わないでおこうと思うけれど、

本当にしんどそうなときにひとまずの手立てが手元にある。っていうこと

このままお家に帰って、娘と寄り添う私にとって

先生に診てもらったときのおおらかな明るい「大丈夫」を近くに置いておけるような

そんなお守りみたい。と思った。

 

帰り道のタクシーを拾う前、

目に入ったコンビニエンスストアに入り

自分の夕食にビタミン入りの飲料水とアメリカンドッグを買った。

アメリカンドッグはビニール袋に入れてもらって

家について娘におっぱいをあげながらアメリカンドッグを食べたら

カサカサ音のするビニール袋を娘が手にして、シャカシャカと握って遊んでいた。

 

娘がうとうとし始めたので、このまま寝かしつけようと思い

お布団に連れていく。

寝かしつけている間も片手に持ったビニール袋を時々握ってシャカシャカいわせるのが可愛かった。

 

寝かしつけたあと、しばらくしたらまた娘が起きたので

寝かしつけしていると夫が帰ってきた。

「よかったね、お父さんに会えたね」と娘に話しかける。

寝室を覗いてきた夫の顔を娘はじーっとしばらく見つめて、

それからニコォっと笑った。

夫が着替えに部屋を出ると、娘は夫のたてる物音のする方をじぃっと見つめて

着替えて再び顔を出してきた夫と目を合わせると、今度はすぐにニコニコと笑った。









お母さん生活、いろんなことがある。

生まれたばかりの人は、野に放たれた自由な命。

いろんなものに手を伸ばし、ペロペロと舐め、よだれをたらして喜んで

うんちもおしっこもたくさんして、ゴロンゴロンと体を動かす。

笑ったり泣いたり、毎日いそがしい。

 

お腹から出てきたばかりの彼女が、地上での呼吸の仕方を覚えて

少しずつ視界を広げながら、どうやらここは、

すくなくとも自分たちのことをそれぞれ、オトーサン、オカーサンと呼ぶこの人らのいるところは安心だと

最近少し、感じ始めているみたい。

(でもオカーサンは、時々鼻に変なのを突っ込んでくることがあるから注意←鼻くそをとる綿棒とか、鼻水を吸う吸引器)


これから少しずつ、彼女が彼女自身であることに安心をおぼえ

世界を信頼して歩いて行けるように、見守り、一緒に生きることが

自分にやってきた縁。

時々、宇宙のどこかから、自分(オカーサンやってる私)を、眺めて見てる。

娘のおしりを拭くわたしと、足をぽんとあげてお尻を見せてくれる娘は

ひだまり。


時々、いらないことを考えてしまっているとき

ぴーんと視点を宇宙にあげると

あ、ひだまり。と思って

わたしは今、ここにいるんだな、って、そう思って

また自分の胸(ハート)に、戻ってくる。

 


0 件のコメント:

コメントを投稿