娘を送り出してから部屋の片付けと
切らしていた砂糖を買い足して、晩のためのひじきの煮物を作った。
娘には煮物を細かく刻んで、マッシュポテトに混ぜ込もうと思いつき
じゃがいもも小鍋で炊いた。
私は少しずつ、寂しさがなだらいで
からだも動くようになってきた。
片付けをしたり、料理をしたり、そういうことで、
かわいていたところに水がわたってゆっくりふくらんでいく。
昨日の夜中、目が冴えて眠れなくなった時間
思い浮かんでくることをそのままぼんやりとなぞっていたときに
魔女の宅急便で、キキがほし草の中で眠るシーンが浮かんできた。
あぁ、気持ちよさそうだな、眠ってみたいなって、憧れたなぁと思いながら
まぶたの裏に浮かんできたシーンを眺める。
森の中で絵を描くウルスラの姿も浮かんできて
あぁ、私、ウルスラになりたかったなって、思いだす。
自分にとって大切なことを思いだせたような感じがした。
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