夫の実家に帰省した時に
海で拾ってきた石を台所の窓辺に置いている。
目に入るたびに、海が浮かんできて
ふと ちいさく 心がひろがる。
波に何度も撫でられた石はみんなまるい。
娘もいくつか拾ってきたのを
おもちゃに混ぜて時々手に持っているのを見る。
昨日の夜中、目が覚めて
とりとめもなく考え事をしていると
キュッと心が一瞬かたまるような言葉が浮かんできて
ひと呼吸おいて、その言葉をそのまま眺めてみた。
この言葉はどこからやってきているんだろう、と。
しばらくするとスーツ姿のおじさんが出てきて
「この人が言っているのかな」と思う(そしてそれはわたしだろう)
鳩尾がぎゅっとかたくなってる。
しばらく おじさんの姿を眺めていたら
(呼吸をとめないように、ゆっくり深呼吸しながら)
おじさんは姿を変えて消えていった。
何度も頭に浮かぶ言葉だったけれど
その言葉がどんな言葉だったかも、今思い出せない。
0 件のコメント:
コメントを投稿