2020年8月9日日曜日


 

今日は夫が娘をみていてくれるというので

ひとり静かな部屋で充分に眠らせてもらった。



 

娘をずっと見ていてくれた夫が

「大変さがちょっとわかったよ。ずっと泳いでいるみたい。岸につかない感じ」

と言ってくれて、その例えはまさにその通り、で

それから、理解してもらえるだけで、本当に報われる、と思えた。

 


夕方、夕飯を夫が作ってくれている間に

眠たくてぐずり始めた娘を抱き上げる。

 

娘を抱いてゆらゆら体を揺らしながら、窓の外を見ると

夕暮れの空が美しかった。

 

まだ水色が残る中、少しずつ光が引いて

雲の層の中に、西日に照ったピンク色の雲も混じって。

 

 

夕闇は静かにおちる。

いつの間にか、夏の真ん中。

夏の真ん中にはもう、残暑がかすみ見える不思議。

 

 

今日、娘の授乳中に

テレビをつけたら「この世界の片隅に」が放映されていて

しばらく見ていた。

 

空襲のシーンで、テレビからの爆撃の音で

おっぱいを飲みながら眠りかけていた娘がびくっと動いた。

 

それを見て、涙が流れた。

 

本当に、すくすくと、のびやかな命の、美しいこと。

その美しさの、あるままに。

 


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